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そして、缶入りビールの
フタをあけてグビッと
飲んだ。
ぼくも、たこ焼を
ほおばった。
おばあちゃんが、ひとつ、
つまもうとしたとき
はらはらとはなびらが
ふってきて
たこ焼の上に
ひらりと咲いた。
おばあちゃは
にっこり笑って
「やっぱり
お花見はいいね」
と言った。
「いやぁこれはみごとだ」
ぼくたちのすぐ後ろで
声がした。
小さな男の子をつれた
おじさんだった。
桜を見上げながら、
男の子に言っている。
「こんなにみごと
なんだったら
なにか持ってくれば
よかったね。」
おばあちゃんが、
すっと立って、
「おひとつずつどうぞ」
と、たこ焼をすすめた。
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