つゆいり


玄関の扉をあけると
おばあちゃんが
座っていた。


「お届けものをしなくちゃ
なんないだけどねぇ…。」


おばあちゃんはそう言って
ぼんやりと外を見た。
この雨だ。
道もぐしゃぐしゃだ。
おばあちゃんに
荷物を持たせて
歩かせたくない。


「どうせ遊べないから
ぼくが行ってくるよ」


そう言うと
おばあちゃんは、
とてもよろこんで


「帰りにたこ焼
買ってきていいからね。
ごほうびだよ」


とおこづかいをくれた。

やった!


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あったか家族の物語
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