クリスマスのおねがい


マーくんは、そう言うと
それからまた黙って、
ただボールを投げた。
ぼくも黙って
ボールを投げた
どれくらい時間が
たってからだろう。
ウチのお母さんの
声がきこえた。


「おやつ
買ってきたわよ」


マーくんとぼくは、
土手のヘリに並んで
座ってたこ焼を
つつき始めた。


「マーくん」


「うん?」


「こんどは中学だね」


「うん」


「でも家は近いから、
また遊ぼうね」


「・・・・どうかな。」


「えっ?」


「だっておれ、
中学生だからな。
遊べないかも
しれないな」




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